私のPCはだいたい3年くらい前の物なのですが、今まではあまりゲーム用としては使ってなかったので問題はありませんでした。
ところが、最近になってFPSをやったり実況動画を撮るようになって急激に容量を圧迫するようになり、最近になって一番容量が大きいMMORPGを削除するまでになりました。
ところがそのMMORPG、FF14の新シーズンの発売が迫り再びインストールせねばならないと言う問題に直面しました…。
今回は容量問題を解決すべく、HDDかSSDを導入する事を検討していると言うお話です。
Contents
容量を増やすならHDD?SSD?
HDDのメリット・デメリット
HDD(ハードディスクドライブ)は簡単に言うと中にデータを記憶するプラッタと言う磁性体が塗られた円盤が入っていて、回転する円盤からデータを出し入れすると言う構造になっています。
メリット
・SSDと比較して安価で大容量な物が多い。
SSDと比較しての話になるので1つだけしか挙げられていませんが、唯一にして最大のメリットがコストパフォーマンスの良さです。
メーカーによって価格が異なるので単純比較はできませんが、1TBの物であっても6~7千円ぐらいで手に入ります。
単純に動画や写真を保管するだけという事であればこちらの方が適しているでしょう。
デメリット
・衝撃を受けると円盤とデータを読み取る磁気ヘッドが接触するなどして破損する恐れがある。
これはもう物理的な問題なので気を付ける以外に対応策がありませんね。
SSDのメリット・デメリット
SSD(ソリッドステートドライブ)は、近年容量が大きい物が増えてきており、それまで大容量のデータ保管に使われていたHDDに代わる記憶媒体として台頭してきています。
メリット
・衝撃に強い。
・発熱が少ない。
・消費電力が少ない。
・データの出し入れの速度が非常に早い。
HDDと比較してメリットが多いSSD。
データの出し入れの速さはオンラインゲームをプレイする人にとってはとても重要な要素ですが、そうでない方にはあまり恩恵がない物になるかも知れません。
デメリット
・HDDと比較すると高価
・故障した際のデータの救出が難しい。
HDDと比較して、同じ容量でも倍くらいの値段になる物がザラです。
また、「書き換え寿命」があって毎日大量のデータを書き換えたりするような使い方には適していません。
この場合はHDDの方を選択するべきでしょう。
実際にどんな場面で使うかで決めよう
ゲームで使うならSSD一択?
SSDのメリットは何と言ってもロード時間が短くて済むと言う点です。
特にデータが大容量なMMORPGだったりオープンワールドのゲームなんかだとその恩恵は非常に大きい物です。
そのため、PCだけでなくPS4などでもSSDに換装して使用していると言う人が居るぐらいです。
最近のゲームは100GB以上の物も珍しくなく、追加アップデートで更に容量が増える事が多いので、買うなら1TB以上の物をオススメします。
その場合、価格は12,000円〜とHDDと比べて高価になるのがネックです。
あくまでゲームに限ってならSSDが推奨ですが、オフラインでプレイするようなゲームであればHDDでもいいかも知れません。
機器の寿命はHDDの方が長い?
SSDに用いられている「フラッシュメモリ」のデータを記録する最小単位をセルと呼びます。
このセルは使用するにつれ徐々に劣化を起こします。
グレードなどによって様々ですが、最も一般的な「NANDフラッシュメモリ」を例に挙げると短いと1000回程度のデータの書き込みと消去で寿命に達してしまいます。
寿命は容量に比例して長くなるのですが、最近になって容量が大きい物が増えてきたため実際はSSDの方が寿命が長いと言われています。
ただ、先にも述べた通り容量あたりの値段はHDDの倍以上はするので用途に合った使い方をするべきです。
よーかんのような人の場合はSSD?
ゲームだけならSSD、でもブログ書くなら…?
ちなみに私のPCは内蔵されているのはSSDです。
ですが、容量が236GBしかないので限界が見えてきています。
そして私のようなヘビーゲーマーであれば予算を気にしないのであればSSDの方が向いているように思えますよね。
ですが、動画の撮影や編集、ブログで使う画像素材の保存や加工など、書き換えたり消したりする事が多いので実はHDDの方が向いているんです。
でも、やっぱりゲーマーとしてはSSDを使いたい!と言う欲求もありますので、ここは大容量なSSDに換装するか外付けSSDにしてしまいたいところ。
寿命の事も考えると最低でも1TBは必要かと思うのでそこで幾つかピックアップして見ました。
【内蔵タイプ】SanDisk 内蔵SSD 2.5インチ / 1TB / SSD
- 容量 : 1TB インターフェース : SATAリビジョン3.0(6 Gbit/秒)
- シーケンシャル読出し速度 : 最大560MB/秒、シーケンシャル書込み速度 : 最大530MB/秒
- ランダム読出し速度 : 最大95K IOPS、ランダム書込み速度 : 最大84K IOPS
- 安心の5年限定保証
- 使いやすいサンディスクSSD診断ソフトウェア(SSDダッシュボード)により、ドライブのステータスをモニター
- 発熱や動作音が少なく、商品電力も低減
- 耐衝撃性 : 1,500G@0.5msec(half sine)
※Amazonより抜粋
費用対効果を考えるとこれが一番最初に上がって来ました。
Amazonでの評価も上々の四つ星半。
内蔵型ならこちらが最有力です。
【外付けタイプ】 I-O DATA ポータブルSSD 960GB PS4/PS4 Pro/Mac対応
- [特長]ハードディスクよりも転送速度が高速な外付SSD(960GB)
- [対応機種]Windows PC、Mac、PS4、PS4 Pro USB 3.0/USB 2.0 ※動作環境: USB 3.0/USB 2.0いずれかのポートを装備した機種 (USB 3.0/USB 2.0いずれかのインターフェイス商品を装備した機種を含む)
- [サイズ]幅:8.0cm×奥行き:8.0cm×高さ:1.5cm / 質量:約55g
- [添付品]USB3.0ケーブル A-Micro B(約30cm)1本、取扱説明書、PS4接続ガイド
- [その他]1年保証
※Amazonより抜粋
こちらは外付けSSDですが、何と言ってもポイントなのはPS4でも使用できると言う事。
私が実況等に使用しているPS4は容量がカツカツ。
そこでPCとPS4で容量を半分ずつにしたとしても結構な容量です。
最終的結論…外付けの方が後々便利
やはりPS4の事を考えると外付けと言う結論に至りました。
調べて見ると1TBモデルはここ数年で大分お値段が安くなってきたようです。
以前は3~4万円もした物が、今では同じくらいのスペックでも1万円代前半で購入出来てしまうんですね。
秋の新作ゲームラッシュまでには導入したいと思います。