去る2019年9月12日〜15日の四日間に渡って開催された「東京ゲームショウ2019」(以下TGS2019)において、ゲーミングチェアの大手メーカー「DXRACER」は2つのゲーミングチェアを発表しました。
既存のモデルのコラボバージョンとして「PlayStation」モデルと「Final Fantasy14」モデルが登場。
果たしてファンの心を掴むことはできるのか。
Contents
シンプルなデザインにさりげないエッセンスを。
イメージカラーを基調にしたPlayStationモデル
PlayStationコラボモデルはイメージカラーがPS4本体色のブラックをベースに、PS4の稼動状態を示すLEDライトの色のブルーとホワイトを組み合わせたもの。
ランバーサポートにはコントローラーのボタンでお馴染みの「△○×□」マーク、膝裏に当たる部分にPlayStationのロゴがあしらわれています。
サイド部分にもロゴがあしらわれています。
背面にもトレードマークが。
背面は鮮やかなブルーがメインになっており、ゲーミングチェアとしても結構派手な物です。
土台となっているモデルはフォーミュラシリーズのプレミアムPUレザーモデルのようです。
高級感は言うまでもなく、まさにゲームのためのデザインはプレイヤーの気分を盛り上げてくれることでしょう。
こちらは発売予定が2019年10月、参考価格49,800円(税込)です。
世界観を大切にしたデザインのFF14モデル
FF14モデルは黒をベースにベージュを組み合わせた落ち着いた配色。
背もたれの部分には18種類のジョブアイコンが刺繍であしらわれています。
まだ展示品はサンプルのため今後さらにブラッシュアップされて行くそうです。
最新ジョブである青魔道士・ガンブレイカー・踊り子のアイコンもあります。
このアイコンは前面だけでなく背面にもあしらわれております。
座面横にはFF14のアイコンが。
落ち着いたデザインながらファンのツボはキチンと押さえてありますね。
全国の光の戦士垂涎の逸品になるかどうか。
発売日は2019年12月〜2020年1月が目処で、参考価格は49,800円。
ベースとなったフォーミュラモデルとの比較
基本構造は同じ
DXRACERのゲーミングチェアの基本的な構造は上記の写真のように頑強さと快適性を両立させたハイグレードな物になっています。
コラボモデルの価格が50,000円近くもするのは内部構造ではなく、外観にお金をかけていると言う点がこちらからも伺えるでしょう。
実際に座った感触は程よい弾力もあり安定した着座感でした。
PUレザーの弱点は補強されているのか?
PUレザーと言うと加水分解による表面の剥離が心配されます。
これはいかに高額な椅子であっても、素材としては宿命です。
その点に関しては公式HPではあくまで「高級感」の部分だけ謳っていました。
PUレザーにも良し悪しがあるので一概には言えませんが、汗や空気中の水分にも反応するので乾いた布で拭き取ると言うお手入れは必ず必要となってきます。
この価格帯のPUレザーですと数年は持つようにはなっているのでそうそう簡単にボロボロになる事は無いと思います。
趣味を極める人のコラボモデル
実際のところ、コラボモデルはベースになったモデルと比較すると10,000円くらい高くなっており、その差額は完全に趣味の為に払う物と言い切っていいでしょう。
とは言え、ファンにとっては宝物にもなり得るうえに実用性も勿論間違いない物なので、10,000円が高いと思うかどうかはやはりその人次第です。
個人的にはFF14モデルは非常に魅力的だと思ってます。
生産数にも限りがあるでしょうから、決めるなら今のうちに、ですね。
勿論、純粋なゲーミングチェアとしての性能は私も保証します!