最近のゲームは容量が莫大で、私のPCはSSD搭載なのですがもうパンパンです。
更に、高リフレッシュレートのモニターを購入しましたがグラボの力が不足しており最大のパフォーマンスを発揮できていません。
それぞれを増設したり買い換えたりするのもいいですが、今度はCPUもパワー不足で…と、色々いじらねばならない上にお金がかかります。
なので、いっそ新PCに変えてしまおうと思っています。
ただ、私も基礎知識はあっても細かいスペックの話になるとサッパリです。
そこで、今回はそのために私がリサーチをして、私のような初心者がゲーム用にPCを購入する際に知っておきたいポイントや、オススメのメーカーをご紹介します。
Contents
予算は用途に合わせよう
いきなりハイエンドモデルは必要ない?
PCゲームをプレイする際に、公式サイトなどに「必要スペック」とか「推奨スペック」が載っているのを見たことがあると思います。
「必要スペック」と言うのはゲームが快適に動作するための最低限の性能、「推奨スペック」と言うのはゲームを高品質でのプレイを実現するための性能と言う解釈で大丈夫です。
さて、この場合推奨スペックと言う物がどの程度のものなのかはそのゲームによります。
人気のゲームは4〜5年くらい経過しても推奨スペックがそこまで高くなっていない場合もあるので、これからPCを購入しようとする時点での最高のスペックである必要はありません。
そのため、快適にプレイしたい人でも決して高いPCを買わなければならないわけでは無いです。
むしろ、ゲームだけに限って言えばオーバースペックになる可能性もあるので、ハイエンドでなくとも中間クラスのPCで十分な性能の物が買える場合が殆どです。
パフォーマンスを取るか、グラフィックを取るか
当然ながら、グラフィックが良くなったりいくつものモニターに出力しようとすればPCにかかる負荷は大きくなります。
MMORPGのようにグラフィックの美しさが売りのゲームであれば、例えば4K対応のモニターと一緒に4K出力できるPCが必要になってきます。
しかし、グラフィックが良くなると応答速度が落ちると言うケースが起こりうるので、FPSのように一瞬の判断が求められるようなゲームでは不利に働く事があります。
私個人の見解ですが、MMORPGはグラフィック重視、FPSはパフォーマンスを重視すべきと思います。
パフォーマンスは解像度を下げるなどをすればある程度稼げるようになるので、安いPCでもそれなりに快適に遊べるようになります。
とは言え、殆どの人はグラフィックもパフォーマンスもそれなりの物で遊びたいと言う方が多いでしょうから、この場合はグラフィック優先で搭載されているグラフィックボードを選べば後々調整できるのでオススメです。
レースゲームになるとちょっと話が変わる
レースゲームなどではトリプルモニターでプレイする人が居ます。
この場合、フルHDの解像度1920×1080をディスプレイ3枚分出力せねばならないため、グラフィックボードにもそれなりのパワーが求められます。
この場合はグラフィックボードだけでなく、グラフィックボードを支える他のパーツ(グラフィックボードに電力を供給する電源パーツなど)も一定以上のクオリティが求められるので、結果的にハイエンドモデルのPCが必要になります。
これに関してはどのような環境でプレイしたいかによって変わってくるのでよく考えて決めましょう。
初心者にはミドルスペックがオススメ
ゲーミングPCを選ぶ時、遊びたいゲームから逆算して決めるのがいいのですが、初心者にそれを判断する事はちょっと難しいと思います。
なので、あくまで目安ではありますが「ミドルスペック」のPCをオススメします。
メーカーによって価格に差があるのですが、概ね10万円前後からが目安となります。
また、搭載しているグラフィックボードの種類で決めてしまう方法もあります。
例えば、遊びたいゲームが「GeForce GTX1060以上を推奨」と言う表記であればそれが搭載されているPCを選ぶのもアリです。
余程変な店でなければ、搭載されているグラフィックボードに適したセッティングがされているので安心して選べます。
ジャンル・用途別の選び方
FPS
FPSのように僅かな瞬間で勝敗が決するゲームでは、画像がカクつくようでは話になりません。
最近は144Hzのモニターでのプレイする人が主流となってきているので、最低限それに対応したスペックのPCを選びたいところ。
モニターのリフレッシュレートの問題もありますが、ロースペックだとモニターの性能を活かしきれない場合も考えられ、さらに処理が重い場面で急に処理落ちをするようではいいカモにされます。
144Hzで遊ぶのであれば大概のタイトルはミドルスペックでも充分です。
ただ、もしモニターのリフレッシュレートが240Hzなどの高性能機を使用する場合はグラフィックボードも高性能が求められるので結果的にハイスペックPCが必要になります。
RPG・MMORPG
MMORPGだとシビアな入力を求められる事があるのでグラフィックよりもパフォーマンスを求められる場合があります。
FF14などのタイトルでは推奨スペックはFPSと同じくらいでも充分遊べます。
一方でRPGだと最近は4K対応のタイトルが増えてきています。
もし4Kモニターを使って最高画質でプレイしたいと言うのであればハイエンドモデルが必要になります。
場合によってはPCではなくてPS4Proなどの4K対応しているゲーム機を買った方が安く上がる場合もあるのでそちらも検討されてはいかがでしょうか?
マインクラフト
いきなり固有タイトルが出てきましたが、マインクラフトは低スペックでも遊べます。
ですが、描写する距離をなるべく遠くまでに設定したい場合はある程度のスペックが必要になります。
さもないと処理落ちでカクつくどころかゲームがクラッシュする事もありますのでご注意下さい‼︎
ハイエンドでないにせよ、ハイスペックPCが個人的にオススメ。
実況プレイヤー
ゲームを実況プレイする場合、バックグラウンドで配信ソフトを起動する関係上処理が重くなります。
また、配信する以上人目に着くのでちょっとでも上手いプレイを見せたいと思うのであればハイエンドPCで盤石の態勢でプレイしたいところ。
初心者がハイエンドPCをあえて選ぶなら
数年は最前線で使っていける
ハイエンドモデルは確かに高額で中には30万円だとか普通のサラリーマンの月給が吹っ飛ぶレベルの価格になります。
しかし、その高スペックを活かしきれるゲームが登場するまでに数年は要するでしょうから、その間はハイエンドモデルは最前線で使って行く事ができるでしょう。
仮に3、4年毎にPCを買い換えるとして、その間にソフト側からの要求スペックが上がっていくのに合わせてパーツを増設したり入れ替えたりしていくと、当然コストがかかります。
そこで、数年使い続ける間に特に手入れも無しで快適に使えるハイエンドモデルのPCであればそういった面倒からは逃れられます。
結果的に同じコストを支払うことになるのであれば、初期費用が多少かかってもハイエンドモデルを選ぶ利点はあるでしょう。
お金に余裕があるなら選択肢としてはアリだと思います。
まとめ
特にゲーム用と言う事になるとそれなりに高いスペックを要求される事が多いので、相応の出費になるでしょう。
初めてのゲーミングPCと言う事であれば取り合えず10万ぐらいを目安に考えましょう。
ただ、モニターがPCの性能を活かしきれないと勿体ないので、その場合はモニターも一緒に購入する事も視野に入れるとして、余裕を見て14~5万円くらいの予算が必要です。
個人的には144Hzのモニターはゲーマーとしては持っていたいところ。
それも合わせてPCを選びましょう。