ゲームをするに当たって、まずゲーム機本体またはPCがあれば取り敢えずプレイはできます。
ですが、慣れて来るとより便利な、より快適な、より確実な機能を求めるようになって来るでしょう。
とは言え、それを実現させるゲーミングデバイスは揃えるのに結構お金がかかります。
社会人ならまだしも、高校生や大学生では一つ買うだけで結構な負担になるのではないでしょうか。
そこで初心者が最初に揃えるべきゲーミングデバイスを、価格を抑えてご紹介していきます。
因みにLogicool製品が多いのは私の趣味です。
Contents
揃える順番はこれがオススメ
1.マウス&マウスパッド
まずは価格的な面から言って一番揃えやすいのはマウスとマウスパッドが良いでしょう。
おおよそ1万円くらいあれば充分な物がワンセット揃えられます。
1万円が厳しいという学生さんはマウスだけでも大丈夫です。
マウスは操作性の向上も勿論重要なのですが、ショートカットスイッチが付いている物があると利便性が非常に高くなります。
マウスパッドについては、大きさや滑り具合など好みが分かれるところなので、実物を見てから買う方が安心です。
2.ヘッドセット
最初のうちはイヤホンでも充分なのですが、FPSをプレイする場合やボイスチャットをするようになったりするとヘッドセットの方がオススメです。
FPSをプレイする場合は音の方向(定位)がわかると有利になるのでなるべくサラウンドの物を買いたいところ。(バーチャルサラウンドで大丈夫)
ボイチャについては私のようなぼっちプレイヤーはさておき、どんなゲームでも協力プレイの際にタイムラグ無しに意思の疎通が出来るのは大きなアドバンテージになります。
お喋りするためだけに買うなんて理由でもいいと思います!
3.ゲーミングキーボード
ゲーミングキーボードについては場合によってはそんなに必要ないですが、あれば便利と言ったレベルです。
ゲーミングと名付けられていますが、基本的な部分は普通のキーボードと同じです。
違うのは、nキーロールオーバーと表記される同時入力数の部分です。
ゲームによっては複数キーを同時押しする事が求められますが、一般的なキーボードだとそれが3つくらいまでしか認識されない事があります。
それが例えば10キーロールオーバーだと10個までの同時入力に対応出来るようになっています。
もっとも、10個も同時押しするゲームなんてまれでしょうけどね。
耐久性も考えて1万〜1万5千円ぐらいの物がオススメです。
ゲーミングモニター
モニターはゲームのジャンルによって、グラフィックを求めるかパフォーマンスを求めるかが変わって来ます。
ですが、ゲーミングデバイスを買い求める人、特にFPSのプレイヤーが選ぶのは結構な割合でパフォーマンスでしょうから、その前提で話を進めます。
ゲーミングモニターは解像度やサイズ、4KやHDR対応など様々な機能が売りにされていますが、ゲーマーに必要なのは何よりもリフレッシュレートです。
リフレッシュレートについての説明は以下の記事に譲りますが、基本的には144Hz以上のものを推奨します。
初心者にオススメするデバイスはこれだ!
ゲーミングマウス
Logicool G/G300s
Logicool G/G300s。
私がこれを勧める理由は2つ。
実際に使っていたマウスである事と、価格が4,000円以下なのにも関わらずショートカットボタンが7つ(実質的には4つ)も付いている事です。
価格的にも入門モデルとしてうってつけ。
コンパクトなうえに左右対称なので左利きの人にも使いやすい設計。
私も長らくお世話になったので安心してオススメできます!
Razer DeathAdder Elite
世界的なゲーミングデバイスメーカー、Razerの定番マウスDeathAdder Eliteです。
主にかぶせ持ちに適した形状であり、サイズはやや大きめで手にフィットしやすい事が特徴。
ショートカットボタンは7つもあるので、MMORPGなどでも便利です。
そして何より「Razer」のロゴがカッコいい!
ヘッドセット
Logicool G/G430 サラウンドヘッドセット
こちらも同じく私が普段使用しているヘッドセットです。
Logicoolに関してはマウスでもオススメしましたが、このメーカーは型落ち品を大幅に値下げする事が多いので、実際は1万円以上するこのヘッドセットも5千円以下で手に入ります。
サラウンド対応のため、FPSなどで定位を探るのにも適しています。
ケーブルが青い紐のようなところも面白いです。
PHOINIKAS ゲーミングヘッドセット
こちらはアマゾンでも人気なヘッドセット。
価格は抑えめですが、5.1サラウンドに対応しています。
USB給電でLEDライトが光ると言う機能は実用性とは無関係ですが、オマケでついて来る機能としては雰囲気を盛り上げてくれて面白いと思います。
いかにもゲーミングデバイスなデザインなので好みにハマる人も多いのでは。
ゲーミングキーボード
Logicool G/G512 Carbon
この商品の特徴として3種類のキースイッチが用意されており、タクタイル・リニア・クリッキーと言うそれぞれ異なった打鍵感のメカニカルスイッチが展開されています。
クリッキーはメカニカルキーボード特有の「カチカチ」としたクリック音が特徴なのですが、部屋の外にまで音が響くくらいなのでオススメしにくいです。
タクタイルはしっかりとした打鍵感を残しつつ、クリッキーよりも抑え目の音なので安心して使用出来ます。
リニアについては打鍵感よりも打鍵の軽さをメインにしているため、所謂フェザータッチと言うような感触で、音は一番静かです。
これらは好みにはなりますが、タクタイルかリニアが無難でしょう。
また、アルミボディは非常にカッコいいので使ってて気分が盛り上がります。
私はリニアを使用しています。
Razer メカニカルメンブレンキーボード Cynosa Chroma
私がゲーミングキーボードを選ぶ時に迷っていたものの1つで、ともかく打鍵感が気持ちいい。
ゲーミングキーボードなのにメンブレン式なのですが、打鍵感はメカニカル式その物。
10キーロールオーバーなのでゲーム用としては充分機能します。
Razerブランドで安価で使いやすい物を探すなら選択肢としては充分アリです。
ゲーミングモニター
I−O・データ ゲーミングモニター ギガクリスタ
このモニターはリフレッシュレートやHDR機能の有無など、数種類あります。
基本的には144Hzモデルをオススメしますが、もしハイエンドモデルのグラフィックボードを搭載しているPCを使用しているのであれば240Hzモデルを使ってみるのもアリです。
ただ、240Hzは4万円オーバーですので明らかに中級以上モデルです。
私が実際に使用しているのは144HzのHDRモデルです。
注意したいのは、例えばPS4Proなどの据置き機は60fpsまでしか出力できないので宝の持ち腐れになるため注意です。
基本的にはPC向けのシリーズです。
ASUS VG248QE-J
こちらも同じく144Hzのモニターです。
多くのプロゲーマーも使用しており、大会のモニターとしても採用されている事が多いので、いつか大会に出たいと思っている人はこれを選ぶのもアリでしょう。
なお、先のギガクリスタ同様PC向けなのですが、サイズは24インチ程度がオススメです。
理由としてはFPSなどをプレイする場合、大きい画面だとそれだけ視線の移動が多くなるので不利になってしまうためです。
FPSはやらないよって人は大きいサイズでも勿論OKです!
まとめ・コスパは正義でも正解とは限らない
今回ご紹介した製品はコストパフォーマンスを重視した物を中心にご案内しました。
ただ、ゲーミングデバイスって実際のところ性能云々よりも使ってて楽しいかどうかの方が大事だなって個人的には思っています。
なので、私のように「Logicool」が好きだからその製品で固めたいとか、「Razer」がカッコイイから使いたいって言う動機で選んでも構いません。
一番大事なのは、そのデバイスを長く楽しく使い続けられる事ですからね。
その方が上達も早くなると私は考えてます。
それと、本腰を据えるのであればいつかはゲーミングチェアとかも欲しいですね。