我が家のPS4Proが超うるさいんです。
Playstation4Proを使われているユーザーさんのうち、FPSをプレイされている方なんかにはよくわかる話ではないでしょうか。
処理が重いゲームをやっているとまるで飛行場で離陸直前の飛行機の如く爆音を轟かせ、特にコールオブデューティBO4なんかやってる時は那覇空港で見たF15型戦闘機とまごうばかりの轟音を上げるんです。
今回はそんな暴れ馬のPS4Proを宥めるべく試行錯誤した私の戦いの軌跡です。
Contents
そもそも何故こんなうるさいのかっ!
高負荷でもマシンは正常に動く
そもそもPS4Proは通常型のPS4よりも高いスペックを持っています。
PS4ももともと高性能なマシンですが、例えて言うならPS4はクラウンやレクサスのような高級車とするならば、Proはスピードにパラメーターを振りまくったスポーツカーのような物です。
走っているのを見た事がある人ならわかると思いますが、スポーツカーが加速する時は爆音がしますよね。
でも、うるさいからと言って何かが壊れているわけではなく、それだけのパワーでエンジンが回っているからです。
大きなパワーと音の大きさは比例する物です。
PS4Proは普通のPS4では表現しきれない部分もカバーするだけのマシンパワーを秘めています。
エンジンはスポーツカー、排熱口は軽自動車?
それだけのポテンシャルを秘めているPS4Proですが、車もコンピューターもその力を発揮するには相応の熱量が必要になります。
機械は重要な部分が高熱を帯びてしまうと故障の原因となってしまいます。
なので排熱が必要になるわけですが、さて、こちらをご覧下さい。
続いてこちら。
おわかりいただけただろうか?
排熱口が見えませんっ!
実は側面スリットに小さな穴がたくさん空いてるんですが、そこから空気が出入りしています。
デザイン性を優先させたばかりに排熱口が非常に窮屈な事になっているのです。
車のマフラーってありますよね。
アレって穴が小さいと音が大きくなるらしいんです。
更に、最近の車ってサイレンサーと言う静音装置がついてるそうです。
さて、一方でPS4Proはと言うと…
穴…小さいのが沢山 サイレンサー…そんな物着けるスペースなどない
要するに音を静かにするような配慮が一切無い構造なわけです。
そりゃうるせえわ!
外側から冷やしてみよう
だったらファンを増やせばいいんじゃないの?
内部の温度が高くなるのに比例してうるさくなるのだから、冷やせばいいのではないかと言う発想は当然行き着く事と思います。
そこでこんな物を購入。
その名もCooling Fan。
そのまんまのネーミングがかえって安心感を与えてくれます。
ちなみに買ってから気付いたんですがコレは普通のPS4サイズ用でPS4Proはややはみ出るのでご注意を!(記事後半に専用商品のリンクがあります)
USBで給電するタイプなので、早速PCのUSBと繋いでみました。
おお、なんかカッコイイ!
サイドについてるツマミを調整する事でファンの回転スピードとLEDの明るさが同時に調整出来るようになっているのですが、最大にしても音はあんまり聞こえません。
この上に乗せればPS4Proもキンキンに冷え…
無いんですよ、これだけじゃ!
空気が逃げるスペースが必要!
このファンは本体に風を当てるのではなく、本体の周りの空気を吸引して逃がすと言う物。
つまり下に空間が無いと跳ね返ってきた熱気がまた本体に返ってきてしまう。
なので、さらにこんな物を用意。
ホームセンターで2,000円くらいで購入したメタルラックです。
これであれば下に広い空間が出来るので空気を逃がすことが出来ます。
クーリングファンも2,000円程だったので計4,000円くらいで済ますことが出来ました。
変わった・・・変わった・・・のか?
これだけ対策を施して、さぞかしPS4Proは静かになった事でしょう。
って思いますよね。
結論を申しますとほとんど変わりませんでした!
理由として考えられるのは、まずクーリングファンが直接熱を吸い出すのではなく、あくまで本体表面の熱の逃げ場を作ってあげるだけの物なので決して効率がよくはないという事。
と言うわけで静音性は殆ど効果がありませんでした。
では全く無意味かと言うとそうでもありません。
熱の逃げ場が増えるので、本体基盤が熱で受けるダメージを軽減出来る事は確かです。
クーリングファンは好みによってでいいと思いますが、メタルラックは導入する価値は十分にあります。
テレビ周りに丁度いいサイズのメタルラックがある方は検討してもいいと思います!