「メタルギアソリッドV TPP」を最後にコナミを退社した小島秀夫監督。
ファンが待ち望んでいた新たな小島ワールドは「繋がりの断たれた世界」が舞台。
主人公、サム・“ポーター”・ブリッジズは荒廃した世界を「繋ぐ」べく北米大陸を駆け巡る。
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2019年5月30日リリースのトレーラーを紐解く
「繋がり」がキーワードになるストランドゲーム
遂に発売日が2019年11月8日と発表されたデスストランディング。
小島監督のファンにとっては待望の新作であると同時に、メタルギアと言う金字塔の呪縛を小島秀夫自身がいかにして破るのか試される作品となります。
クジラやイルカの座礁を意味する「デスストランディング」。
座礁した世界は「繋がりを断たれ」、死と「繋がった」人々は生ける者をまた死と「繋ごうと」する。
トレーラーの各所で使われる「繋がり」と言うキーワードは様々な意味を持つ事が伺えます。
本作をメタルギアソリッドで作られた「ステルスゲーム」ような新たなジャンル「ストランドゲーム」 として世に送り出したいと監督は述べています。
直訳すると繋がるゲームとなりますね。
トレーラーでは長い梯子をかけて崖を登ったり、地面に杭を打ち込んで崖を降りるなどのアクションが公開されていました。
ここから想像するに、何かと何かを「繋いで」アクションを成立させるゲームではないかと推察します。
その何かとは物だけでなく、人であったり事象であったりと様々な物同士を指し示すのではないでしょうか。
敵は死と繋がった者達?
トレーラーの後半に登場した謎の男。
一見普通の人間のようですが、彼の両脇には赤く光る相貌の髑髏兵士。
そして謎の男がくわえたタバコを投げ捨てると沼だった場所は火の海に。
その中を平然と歩む5人(?)の不吉な影は果たしてサムの運命とどう繋がるのか。
謎のモンスターも襲い掛かってくる!
およそ現実の生き物とは思えぬような異形のモンスターもサムに襲い掛かってきます。
また、サムも銃火器で応戦しているところを見ると武器を使ったアクションもあるようです。
声優には小島作品と縁の深い豪華メンバーも登場
サム・“ポーター”・ブリッジズ
演 – ノーマン・リーダス / 日本語吹替 – 津田健次郎
クリフ
演 – マッツ・ミケルセン / 日本語吹替 – 山路和弘
デッドマン
演 – ギレルモ・デル・トロ / 日本語吹替 – 石住昭彦
フラジャイル
演 – レア・セドゥ / 日本語吹替 – 水樹奈々
アメリ
演 – リンゼイ・ワグナー / 日本語吹替 – 井上喜久子
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小島秀夫
ヒッグス
演 – トロイ・ベイカー / 日本語吹替 – 三上哲
ダイハードマン
演 – トミー・アール・ジェンキンス / 日本語吹替 – 大塚明夫
ママー
演 – マーガレット・クアリー / 日本語吹替 – 坂本真綾
ハートマン
演 – ニコラス・ウィンディング・レフン / 日本語吹替 – 大塚芳忠
お約束とばかりにサラっと小島監督がカメオ出演してますね。
注目はやはり、メタルギアソリッドシリーズでお馴染みの「大塚明夫」氏の出演。
また、同作でザ・ボスとして登場した「井上喜久子」氏も参戦。
また他にも「水樹奈々」氏、「三上哲」氏など過去に小島作品に出演経験のあるメンバーが主要キャラクターのボイスを担当します。
また、ゲームに登場するキャラクターは実在の俳優をモデルに制作。
主人公のサムはウォーキングデッドシリーズで主役の一人を務めた「ノーマン・リーダス」氏。
またクリフを演じるマッツ・ミケルセン氏はTVシリーズの「ハンニバル」で主演を務めています。
この豪華キャスティングは小島監督の国内外での知名度の高さと顔の広さを伺えますね。
まとめ
小島監督にとってはゲームが違ってもメタルギアシリーズから繋がるライフワークとしての本作なんだなと感じました。
それがかつて一緒に仕事をした声優陣を起用する理由なのかもしれません。
一緒に仕事をしていい物が出来たらまたその人と仕事をしたくなるのと同じ事なんでしょうね。
まだまだ謎が多い本作ですが、トレーラーを少し見ただけでもプレイして見たい意欲に駆られます!