世界的大ヒットとなったマインクラフトは未来への想像力を感じさせる素晴らしいゲームです。
ところで日本では2020年の東京オリンピックの話題が加熱する中、5年後のパリオリンピックでは何とe-Sportsも競技として取り入れられるそうです。
そこで私は以下のような提案をしたいと思います。
見てるか?IOCよ。
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マインクラフト パリオリンピック e-Sports参入案爆現
平和の祭典にピッタリな芸術点で競うゲーム
オリンピックはまたの名を平和の祭典とも言われています。
そんな祭典で「銃撃戦やらともすれば爆破」の描写が出るFPS・TPSは戦争・紛争をイメージさせるため当然選ばれないでしょう。
となると、純然たるスポーツゲーム(サッカー・野球など)であれば問題無いと思いますが、現実でもやってる競技をゲームでも、と言うだけではパンチが足りない気がします。
そうなるとパズルゲームなんかは完全にゲームなのでアリだと思います。
しかし、個人戦だけがゲームではありません、協力プレイもゲームの醍醐味です。
そこで提案したいのが「Minecraft」での団体戦です。
団体戦で規定時間内に採取・採掘・建造
まず、五人一組をチームとします。
それぞれのチームは同じMAP内である程度ランダムな位置に配置されます。
この場合MAPサイズは限定的な物となり、チーム同士がカチ合う事もある程度の広さです。
この中でサバイバルをしながら課題となる建造物をいかに早く組み上げるかを競います。
サバイバルなので当然、ライフや空腹度の減少が発生。
さらに当然洞窟の中や夜にはゾンビ・スケルトン・エンダーマンが跳梁跋扈。
無論リフォームの匠もご登場。
採取・採掘・建造の役割分担が重要
もしライフが0になったらそのプレーヤーは一定時間リスポーンが出来ないルールとなります。
なので、食料を確保する役割が重要になるでしょう。
当然ですが平和の祭典なので殺生は厳禁です。
なぜなら牛を神聖な生き物として崇めるヒンズー教徒が不利になってしまうからです。
じゃあ豚を食えばいいじゃんと言う意見も聞こえますが、豚はヒンズー教だけじゃなく今度はイスラム教でも禁止されています。
そうなると残るは羊と鳥と魚ですが、宗派によって食料制限のハンディキャップを背負う事はスポーツマンシップとしてあるまじき事です。
と言うわけで、大人しくリンゴか小麦を育ててパンを食べてください。
そうして必死に農業をするプレイヤーの傍ら、ある者は鉱石を求め洞窟へ、またある者は木材を求め鬱蒼とした森を目指すのです。
建築係が一番ツライかもしれない
さて、残されたメンバーは建築を担当します。
しかしこれは競技、指定された設計図通りに建築をしなければなりません。
間違えた位置にガラスを張ってしまって叩き割るなどご法度です。
仲間が必死で集めた素材を無駄にしないためにも、ブロックを設置する係と設計図を確認しながら指示する係に別れるなど工夫が必要になるでしょう。
多分一番神経擦り減らす役割なんではなかろうか。
限られた資源の争奪戦も魅せ場
一方で採掘班は貴重な資源を発見しても喜んではいられません。
狭く設定されたエリアなので、相手チームの採掘班とカチ合う事もあるでしょう。
ダイヤなんぞ拾った姿を目撃された日にはツルハシを剣に持ち替えて襲い掛かってくるに違いありません。
平和の祭典に争いはありなのか?と言う声も聞こえますが、同じように剣を使うフェンシング、ボクシングや柔道と言う立派な格闘技が競技として成立している以上戦闘はありです。
むしろ一番盛り上がる部分じゃなかろうか。
激闘の果てに
こうして襲い来るモンスターや相手プレイヤーを制し、先に建造物を完成させたチームが勝利するかと思ったらそうは行きません。
もし設計図と僅かでも違ったりしたらその建造物は「完成」と認められず修正が必要となります。
一カ所間違うごとに5分間何もできないペナルティが与えられるでしょう。
そうならないよう、正確かつ素早い構築が求められます。
そして当然、修正作業に入っても容赦なくあの方が来ます。
そんな厳しい条件をクリアして、全てを完成させたチームが勝利となります。
恐らく、五輪においてマラソンと同じかそれ以上の時間を要する競技になるのではないでしょうか。
白熱するサバイバルバトルを制し、世界中からの賞賛を浴びる優勝チーム。
こうして、マインクラフトは更なる繁栄を遂げる事でしょう。
だがしかし、世界は見落としていた。
本当の勝者はマイクロソフトであると言う事実を。